2011年6月15日水曜日

保育園。放射線測定器(ガイガーカウンター)を買う

親として息子の通う保育園が独自で放射線測定器(ガイガーカウンター)を購入して、放射線量を測定して子供たちの安全確保に乗り出してくれたことは非常に嬉しいです。
そんなお知らせが園の便りで届きました。

ここで感じることは保育園が独自に放射線測定器(ガイガーカウンター)を購入したということの意味。
何でも今月より県としても測定を始めているらしいですが、それは常に測定しているわけではなく、多くある施設を順番で測定しているとのこと。
こういう中での1施設としての独自の測定は非常に助かります。

独自で測定ではありますが、そうやって測定された結果が分かることで、その周辺の自分の住む地域の放射線量も分かるというもの。
あくまで保育園の危機管理の一つ、子供を預ける親の安心のためにの行動かもしれませんが、それは結局は多くの方の安心につながるのではないかと。

震災から3ヶ月がたったいま、放射線測定器(ガイガーカウンター)を購入と言うのは遅いとも取られかねませんが、1施設で購入と言うのは非常に難しい判断が必要だったのではないか。
そう思えばかなり早いタイミングでの購入、そして対応に思えてきます。

本来であればこういう事は真っ先に国が政府が動いてやるべきこと。
しかし、政府は『ただちに・・・』などと言うどうとでも取れそうな言葉で本質を濁し、対応が後手に回り全てが遅い。
本当のところがどうなのかはまったくもって不透明。
それでもその言葉を信じるしかないし、行動に期待するしかない状況。
待てども待てども一向に進まない対応。
その次に動くべきの県も政府の動向を見て動くしかないという中では、良くやっていると思う。
トップダウン的に動くしかない状況下で1施設での独自の動きは評価に値するものと私は考える。

今必要なのは言葉だけではなくこういう行動なのではないのか。
結局は目に見えないものと戦っているので、言葉ではなく数字で伝えることが必要。
個人的には数字で評価は嫌いなんですけどね。

こういう一つ一つの悪い積み重ねが政府への不信につながり、政治の混乱を招き、不信任案につながったりしているのだろうと思う。
またこういう悪い積み重ねもマスコミによって改ざんされているのでは無いかとさらに不信感は積もるばかり。
政府は、政治屋は、政治は何をやっているのかと。

政権交代が行われた約2年前。
いやそれ以上前にあった過剰なまでの政府批判の言葉。
書きだすのも面倒なくらい沢山ありました。

しかし、政権交代以降はそれらの言葉は一切と言っていいほどに聞かなくなりました。
今、あの頃と同じような批判の言葉が出るような評価を行ったらどうなのでしょうか?
政府の動静、マスコミの報道。
私たちが見て聞こえるものには何かしらの悪意を持った隠ぺいにも感じられます。
悪意と言う意味だけでは政権交代以前にも存在しましたが。。。。

野党が悪いは言いますが、絶対的な力を持つのは与党であり政府である今の政治構造。
現時点での政府の理解不能の行動の中、政治はずっと空転し空白のまま。
この状況を打破すべく行動が目に見えるのが民間であったりそれに準じる施設などの独自の動きと言うのが政治として疑問。

今回のように独自で放射線測定器(ガイガーカウンター)を購入して測定を始めてくれた息子の通う保育園。
そして、夏の電力不足を補うべく目に見える対策を始めている民間企業。
私としては凄く評価したい。

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